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中国ワクチン、中国当局も認めた予防率の低さ 2回接種時点で54%…チリで接種も感染者増 (2/2ページ)

 中国製ワクチンについて、東北大災害科学国際研究所の児玉栄一教授(災害感染症学)は、「いまだに明確な論文が出ていない。国内で感染者が減っていることから、効果について評価しにくくなっているのかもしれない」と指摘する。

 チリでは9日時点で約38%が1回接種を終えた。イスラエル、英国などに続いて高い接種率だが、感染者数は3月中旬には1日7000人超、今月9日には9000人超と増加している。首都サンティアゴなどで3月27日から都市封鎖(ロックダウン)となった。接種したワクチンの9割がシノバック製、1割がファイザー製とされる。

 児玉氏は、「中国製の感染予防効果が6割と仮定しても、増えているという印象だ。ファイザー製などmRNAワクチンの方が二重に免疫を誘導するので、現時点では感染予防効果も欧米製の方が信頼がおける」との見解を示す。

 習国家主席はワクチンを「世界の公共財にする」と強調、3月中旬にはワクチンの援助先が計80カ国、3つの国際組織に上ると報じられた。

 児玉氏は、「データが不十分なワクチンを採用すると他のワクチンにも不信を生みかねない。信頼できるかを考慮したうえで、接種に臨んだ方がよい」と語った。

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