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【「朝日新聞」研究】東京タワーと朝鮮戦争を結びつけ 何でも戦争に絡めて反戦イデオロギー押し付ける (1/2ページ)

 朝日新聞の土曜日の別刷りに、「はじまりを歩く」というシリーズがある。その3月6日のテーマは「東京タワー」である。朝日の報道は、何でも戦争に結び付けて、反戦イデオロギーを押し付けるのが、一つの明白な特徴だと感じるが、この回もその典型的な一例だった。

 まず記者は、東京タワーの大展望台より上の部分は、朝鮮戦争で使われた米軍戦車のスクラップでつくられたとの逸話に注目する。

 次いで、美術家の奈良美智さんの、「日本の経済復興は朝鮮戦争による特需、後のベトナム戦争と、他国の戦争があったから成し遂げられた」との言葉を紹介する。この人物は「世界各地の政情不安や武力衝突」のことを考えると、東京スカイツリーを見ても「明るいものに感じられない」という感性の持ち主である。

 本題に入り、元ジャーナリストで現衆院議員、生方幸夫さんの取材によると、朝鮮戦争で使用された、2種類の米軍戦車約90両、約三千数百トンを尾関商店が落札、高野工業所が解体、東京製鉄で溶かされ、最終的に1000から1500トンが東京タワーで使われ、それはタワー全体の鉄の約3分の1になるという。

 さらに、生方さんや、ルポライターの鎌田慧さんの言によって、戦車の鉄が使われていたことは、故意に秘せられたのではないかと、推測している。鎌田さんは、朝鮮戦争では、日本でつくられた爆弾や武器で、400万人以上の犠牲者が出たし、戦後の社会情勢も影響したとの見解を述べる。

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