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【加賀孝英 スクープ最前線】中国狂乱! 日米会談での「ジェノサイド」「台湾」言及に怯え、官邸工作活動が激化 首相のすぐ側にスパイが… (2/3ページ)

 (1)米国政府が「ジェノサイド(民族大量虐殺)」と認定し、欧州連合(EU)や英国などが、米国と一緒に制裁を発動している「新疆ウイグル自治区での人権弾圧」に対し、日米共同の懸念を表明する。

 (2)台湾の防空識別圏(ADIZ)に連日のように中国軍機が進入し、中国共産党の機関紙「人民日報」の海外版がSNS上で、台湾侵攻の「人民解放軍の占領訓練」の映像を公開するなど、危機が迫っている「台湾有事」に対し、日米共同の懸念と台湾防衛への協力を表明する。

 外務省関係者は「2点とも、中国は絶対に認められない。死活問題だ。主要7カ国(G7)で、日本だけが対中制裁に加わっていない。米国は日本に制裁発動を求めている。日本が動けば自由主義陣営の大半が敵になる。中国はあらゆるルートで『中国の発展は日本にとって利益だ』『来年は日中国交正常化50周年だ。力を合わせよう』などと訴える一方、『米国の共同文書案に同意するな。同意すれば報復する』と、日本側を恫喝(どうかつ)している」と明かした。

 怒りを込めていう。ふざけるな!

 水面下で、何が起きているのか。以下、日米情報当局関係者から入手した情報だ。

 「人民日報系の『環球時報』は3月30日の論説で、日米首脳会談後の共同文書に『台湾に関する記述があれば対抗策をとる。日本は多くの物を失うだろう』と脅した。事実上、日本に対する経済制裁と、中国在住の日本人の見せしめ逮捕などをチラつかせた。中国は強圧的な『戦狼外交』で知られるが、今やなりふり構わず噛みつく『狂犬外交』というべきだ」

 米国務省のネッド・プライス報道官が6日の記者会見で、中国の人権侵害を批判して、「2022年北京冬季五輪の共同ボイコット」も選択肢だとの考えを示すと、中国は狂ったように反論した。

 中国外務省の趙立堅副報道官は「新疆ウイグルでのジェノサイドは世紀のウソだ」「米国がウソで中国に泥を塗っても必ず失敗する」と罵(ののし)った。

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