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【加賀孝英 スクープ最前線】中国狂乱! 日米会談での「ジェノサイド」「台湾」言及に怯え、官邸工作活動が激化 首相のすぐ側にスパイが… (3/3ページ)

 ■北京五輪が失敗すれば習氏失脚は確実

 続く情報はこうだ。

 「習主席は必死だ。22年秋には、最高指導者が絶大な権限を持つ『党主席制』を復活させ、自身が就任し、終身独裁体制を決める党大会がある。その前の北京五輪が失敗すれば全てが終わりだ。企業の倒産ラッシュ、2億人超の失業者、経済崩壊などが現実となり、習氏の失脚は確実だ。それだけに、習氏が起死回生の偉業づくりで、いつ台湾侵攻、尖閣諸島強奪に走るか、危険だ」

 台湾のジョセフ・ウー外交部長(外相)は7日、記者団に、中国の台湾侵攻危機を聞かれ、「われわれは台湾を守る意思がある」「必要になれば戦争する。最後まで戦う」と言い切った。

 蔡英文総統以下、台湾の敢然たる覚悟には頭が下がる。わが国はどうなのか。日本の政治家に「国家防衛の覚悟」はできているのか。

 菅首相に申し上げたい。中国には絶対、弱腰になってはダメだ。日米首脳会談では、日本の要求をガンガンぶつけていただきたい。バイデン政権の正体、対中強硬政策が本物かどうか、確認すべきだ。

 そして、もう一点。菅首相と政府幹部の言動、尖閣防衛をになう海上保安庁と防衛省の機密情報が、中国に抜けている。この連載で何度も指摘した。首相のすぐ側に中国のスパイがいる。油断してはならない。 

 ■加賀孝英(かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍し、数々のスクープで知られている。

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