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文大統領、恥知らずの反日提訴 自国原発がトリチウム大量放出…石井孝明氏「ある意味『予想外』。『反日アクション』としか思えない」

 日本政府が、福島第1原発の放射性物質トリチウムが含まれる処理水の海洋放出を決めたことを受け、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日、決定の撤回を求め、国際海洋法裁判所(ドイツ・ハンブルク)に提訴する構えをみせた。だが、韓国の原発でも大量のトリチウムを海洋放出している。実行すれば、特大ブーメランとなりそうだ。

 「虚勢そのもの。国際海洋法裁判所に提訴すれば赤っ恥! 韓国原発のトリチウム放出量が日本よりも大きいことが明るみになり、笑いものになるだけ」

 自民党の佐藤正久外交部会長は14日、自身のツイッターで、文氏の提訴検討を痛烈に批判した。

 文氏は同日、担当部署に提訴検討を指示しただけでなく、大統領府での信任状捧呈式に臨んだ相星孝一駐韓大使に対し、「地理的に最も近く、海を共有する韓国の憂慮は非常に大きい」と述べ、日本政府に伝達するよう求めた。

 捧呈式後の歓談の席で、こうした政治的発言に踏み込むのは極めて異例だ。

 韓国の月城(ウォルソン)原発からは、2016年に約136兆ベクレル(ベクレルは放射能の強さや量を表す単位)が放出されている。事故前の福島第1原発の放出管理量(年間22兆ベクレル)をはるかに超えている。

 エネルギー問題に詳しいジャーナリストの石井孝明氏は「大量のトリチウムを日本海に放出している韓国が提訴に動くのは、ある意味で『予想外』といえる。科学的根拠に基づくものではなく、『反日アクション』としか思えない。日本は、米国や国際原子力機関(IAEA)と協力して、国内外に事実を淡々と発信し続ける必要がある」と指摘した。

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