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【小池百合子 強く、そしてしなやかに】「スポーツの力」東京五輪成功へ後押し 松山・池江両選手の活躍に「感激」 コロナ対策「自分ごと」という思いを共有したい (1/2ページ)

 心を揺り動かされるような、喜ばしいニュースが続いている。

 男子ゴルフの松山英樹選手(29)が11日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで行われた「マスターズ・トーナメント」で優勝した。五輪でいえば、金メダルの快挙だ。

 ライブでテレビ中継を見ていた。最終日の15番ホールの2打目が池につかまったときは、どうなるかと思ったが、最後は本当に良かった。「東京五輪でも、ぜひあのプレーを見たい」と思った。

 4日には、白血病からの復活を目指す競泳の池江璃花子選手(20)が、東京五輪の選考会を兼ねた日本選手権の女子100メートルバタフライを制し、五輪の切符をつかんだ。

 病気判明から2年余り。辛い闘病生活を経ての勝利に感激し、もらい泣きした。「素晴らしい」。それ以外の言葉は見つからなかった。

 私はかねて「東京2020大会を、コロナ禍からの『サステナブル・リカバリー(持続可能な回復)』を目指す新たなモデルにしたい」と言ってきた。池江選手の復活劇は、まさにそれを体現してくれた。国民の皆さんの「希望の灯」にもなった。

 若い2人の大活躍に、「やはり、スポーツの力はすごいな」と感じた。東京五輪成功への期待もふくらんだ。

 東京五輪の聖火リレーは3月25日、東日本大震災からの「復興のシンボル」である、福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)からスタートし、全国各地を回っている。

 私は出発式典に出席した。第1走者は、震災の年のサッカー女子ワールドカップ(W杯)で優勝した日本代表「なでしこジャパン」のメンバーだった。彼女たちが走りだしたとき、改めて、「何としても、無事で、安全・安心な大会にする」との思いを強くした。

 東京五輪の開幕(7月23日)まで100日を切った。後世に「レガシー」(遺産)を残すためにも、コロナ対応を万全な態勢で進めることは欠かせない。

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