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軍事バランス上の中国優位に現実味 米は相当の危機感、立て直し急ぐ 河野克俊前統合幕僚長が激白「日本は決して他人ごとじゃない」 (2/2ページ)

 中国海軍の空母「遼寧」などの艦隊は5日、台湾周辺海域で訓練を行った。中国軍機は頻繁に台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入している。

 これに対し、自由主義陣営は、日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み「QUAD(クアッド)」に加え、英国やEU(欧州連合)などが、中国の暴走を阻止する構えを見せている。

 16日の日米首脳会談では、中国を見据えて、「日米同盟の強化」や「台湾海峡の安定」などを明記する共同文書の発表が準備されている。

 河野氏は「米国の対中戦略上、最大のパートナーは日本だ。だからこそ、バイデン氏は最初の対面会談の相手に菅首相を選んだ」といい、続けた。

 「中国が共産党独裁体制を続ける限り、(自由主義陣営との)『価値観をめぐる戦い』は終わらない。日本は何より『自分の国は自国で守る』という意識を強く持ち、対処すべきだ」「菅首相には、対中戦略のすり合わせを、バイデン大統領と綿密かつ十分にやってきていただきたい」

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