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仕事帰りにプールで夜釣りはいかが? 「密」避け魚と駆け引き、休業中の市営プール活用

 仕事帰りにプールで夜釣りはいかが-。休業中の市営プールを活用したニジマス釣り堀「岸和田フィッシングパーク」(大阪府岸和田市)がナイター営業を始めた。市街地の施設としては珍しい取り組みだ。魚は昼間より活発になり、新型コロナウイルス禍の下でも「密」を避けて魚との駆け引きを存分に楽しめる。

 4月上旬、ナイター用のライトに照らされた50メートルプールで釣り人たちが等間隔で距離を取り、さおをたぐっていた。「遠出がしづらい中でも、気軽に楽しめる」。仕事帰りの作業着姿で、30センチほどのニジマスを釣り上げた客の里中章宏さん(46)は顔をほころばせた。

 釣り堀は、毎年6月下旬から9月上旬まで開くプールの営業期間外の活用策として、2019年秋に開業。プール開きの準備に入る5月まで、岸和田市から委託を受けた釣り具商社「大松商事」(大阪府泉佐野市)が管理、運営している。

 今季はコロナ禍で週末の家族連れの利用が激減し、平日も密にならないよう入場者数を制限してきた。夜間は野鳥が魚を食べる「鳥害」も相次ぎ、頭を悩ませていた。

 打開策として今年3月に週末の営業時間の延長を始めると日中の利用者が分散し、夜間に人の出入りがあることで鳥害も減少。低い水温を好むニジマスが気温が下がることで活性化し「昼間より釣れる」と好評だ。管理人の三好仁さん(46)は「人と交流しづらい時期だからこそ、魚とのリアルな駆け引きを楽しんでほしい」と話している。

 ナイター営業は5月9日までの金曜、土曜、祝前日の午後5~7時。大人2000円。

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