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中韓起源論争、キムチの次はサムゲタン… 韓国時代劇の食事シーンに批判殺到で打ち切り 孔子の「韓国人説」唱える学者も (1/2ページ)

 キムチの起源をめぐって大モメした中国と韓国で、今度は韓国料理として知られる「サムゲタン(参鶏湯)」をめぐって中国側がルーツだと主張し、論争になっている。韓国の時代劇でも中国風の食事が出てきたことで打ち切りとなる騒動もあった。政治的には中国の習近平政権への配慮が目立つ韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権だが、両国の国民感情はピリついている。

 文政権は、日本と米国、オーストラリア、インドによる中国包囲の枠組み「クアッド」と距離を置く。習政権も韓国の取り込みを図るなど協調路線だが、国民はことあるごとに衝突している。

 朝鮮日報は3月末、中国最大の検索エンジン「百度(バイドゥ)」が、サムゲタンを「広東料理の一つで、韓国に広まった後に代表的な宮廷料理となった」という趣旨で説明していると問題視。主張には「全く根拠がない」と全否定した。

 サムゲタンは鶏肉や漢方、もち米、ナツメなどを入れて煮込んだ料理で、美容や健康に効果があると親しまれている。

 東京・新大久保の韓国家庭料理店、「ハレルヤ」の金東柱(キム・ドンジュ)総料理長は「中国は国土が広く、何でもあるイメージ、決して調理が難しい料理ではないので、議論が起こることにそれほど驚きはない。キムチも含め、言ったもん勝ちのような状況になっているが、来店する中国の観光客はキムチやサムゲタンを韓国料理として認識していたと思う」と冷静だ。

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