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「スケボー熱」トラブル頻発 東京五輪&新型コロナで人気集めるも…ルール知らない初心者増加 (1/2ページ)

 東京五輪の新種目として注目を集めるスケートボード。新型コロナの感染拡大を受け、屋外で人と距離を保って楽しめる点が人気を集めているが、スケーターが無断で公有地に侵入したり、文化財を破損したりといったトラブルが各地で頻発している。ルールを知らない初心者が問題を引き起こすケースが多く、関係団体は正しい知識の普及啓発に力を入れるとしている。

 「スケートボードなどの行為は禁止です」-。東海道新幹線や在来線が乗り入れるJR豊橋駅(愛知県豊橋市)。その改札口から続く2階部分に広がる歩行者デッキに、アナウンスが繰り返し流れる。デッキには「スケートボード禁止」と書かれた看板もあちこちに立つ。

 同駅を管轄する豊橋署では「昨年ごろからスケートボードへの対応が明らかに増加している」(石川力副署長)といい、1~3月の3カ月だけで警察官が現場に駆け付けた事案が27件起きた。延べ31人に警告し、1月には、道交法に基づく再三の警告を無視して公道で滑り続けた少年4人に交通切符(赤切符)も交付した。

 道交法は「交通の頻繁な道路でローラースケートか類する行為をすること」を禁じており、スケートボードもこれに含まれる。公道での滑走は摘発の対象になるが、「頻繁」の解釈に幅があることなどから、実際は容易ではないという。

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