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「三重変異株」出現か インドでコロナ猛威、死者35万人超 二重株がさらなる変異

 新型コロナウイルス感染による死者が日本で1万人を超えた。変異株は世界でも猛威を振るい、インドでは26日に確認された1日の新規感染者が35万人に達した。強い感染力を持ち、免疫をかいくぐる恐れがある「二重変異株」を超えた未知の「三重変異株」まで登場したと報じられている。

 インドは医療体制が逼迫(ひっぱく)し、病床や酸素が不足、1日の死者は3000人に迫る。首都ニューデリーの地元政府は外出禁止令を5月3日まで1週間延長した。バイデン米大統領は26日、インドのモディ首相と電話会談し、医療用酸素の生産機器の提供など幅広い緊急支援を行うと伝達した。

 インドの感染拡大の一因との見方があるのが二重変異株で、西部マハラシュトラ州で1~3月に採取されたサンプルのうち、61%を占めたという。主要紙のインディアン・エクスプレスは、二重株にさらなる変異が起きた「三重変異株」が3種類も確認された可能性があると報じたが、政府は詳細を発表しておらず、国民の不満が高まっている。

 日本国内では二重変異株が26日までに21件確認されている。うち20件が空港検疫で確認されたと説明。東京都は、残り1件が都内の80代女性だと明らかにした。女性は14日に退院した。

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