記事詳細

門田隆将氏新著で「日本の危機」警告 メディアやSNSが人間の「差異」強調 “差別の被害者”を生み出す 『新・階級闘争論-暴走するメディア・SNS-』 (1/2ページ)

 ジャーナリストの門田隆将氏による新著『新・階級闘争論-暴走するメディア・SNS-』(ワックBUNKO)が注目だ。性別や収入、学歴、人種、性的指向、職業、価値観など、人間の持っている「差異」をことさら強調して“差別の被害者”を生み出し、「階級闘争」に持ち込む手法を、一部のメディアやSNSが取っていると指摘する。彼らのウラに何があるのか。「日本の未来」の危機を感じさせる一冊だ。

 同著は、門田氏が『月刊WiLL』に連載しているコラム「事件の現場から」などをまとめ、大幅に加筆したもの。

 新たな「階級闘争」によるメディアリンチの対象として、「女性蔑視発言」で辞任した東京五輪パラリンピック大会組織委員会の前会長、森喜朗元首相を例に挙げる。門田氏は、独特の“森話法”で女性の能力を褒める内容にも関わらず、一部の発言を本質とは真逆に解釈されて辞任へ追い込まれたと指摘する。

 こうした現象は米国やヨーロッパでも見られるといい、「BLM(ブラック・ライブズ・マター=黒人の命は大切だ)」運動の原因を、ドナルド・トランプ前政権の全責任であるかのように強調したと言及している。

 韓国・ソウル中央地裁は21日、元慰安婦らが日本政府を相手取って損害賠償を求めた訴訟で、原告の訴えを棄却した。1月に正反対の判決が出ていたことから、ようやく冷静な判断が下されたといえるが、門田氏は日本の一部メディアに“暴走”を感じたという。

関連ニュース