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【コロナに追い詰められた子供たち】コロナ禍で自殺者の増加、子供のケースが深刻 ゲームやネットに費やす時間が増え…家庭崩壊の原因に (1/3ページ)

 コロナ禍で自殺者の増加、とくに子供のケースが深刻です。それとともに増加しているのが「児童虐待」。児童相談所への児童虐待通告件数は、2000年には約1万件でしたが、この20年間でなんと10倍になり、20年にはさらに増えました。

 警察庁によると、20年に全国で摘発された児童虐待事件は前年比8・2%増の2133件、被害にあった子供は同9・1%増の2172人、警察が児童相談所に通告した子供の数は同8・9%増の10万6991人で、いずれも過去最多です。

 被害にあった子供は、男児が1139人、女児が1033人。子供と加害者の関係は、実父995人、実母588人、養父・継父300人、母の内縁の男210人の順。このうち、61人が死亡しています。

 児童虐待による死亡事件というと、2019年1月、千葉県野田市の小学4年生の女児の事件が記憶に残っています。「お父さんにぼう力を受けています。先生、どうにかできませんか」と、助けを求めたにもかかわらず、少女は実父に命を奪われてしまいました。

 この少女と同じような状況に置かれている子供たちは、全国に数多くいるでしょう。殺される前に、自ら命を絶った子供もいるはずです。

 児童虐待を起こしている家庭は、そもそも家庭とは言えません。崩壊家庭です。家庭内暴力は表に出ないので、危機に陥った子供を救うのは難しいのです。

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