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【日本を守る】対中包囲網の懸念は米バイデン政権 中国増長させた“オバマ残滓”が現政権の中心、高齢のバイデン氏が辞める事態となったらどうなるか… (1/2ページ)

 日本本土において今月、わが陸上自衛隊とフランス陸軍部隊、米海兵隊の共同演習が実施される。陸自と仏陸軍が国内で訓練を行うのは初めて。目的はもちろん、習近平国家主席率いる中国の野望を阻むためだ。

 私は今回の連載(2)で、中国の拡張主義を押さえ込むために、A(米国とオーストラリア)、B(英国とベルギー)、C(カナダ)、D(ダッチ=オランダ)、F(フランス)、G(ドイツ)、I(インド)、J(ジャパン)の、AからJまでの包囲網(ABCDFGIJ包囲網)がつくられるようになったと書いた。

 「法と自由を守る」ための“海上の万里の長城”だ。日本とこれら諸国の共同演習が始まっている。

 日本が、米英独仏豪の諸国軍と軍旗を並べて、中国と戦うのは121年ぶりのことだ。

 中国で清朝末期の1900年に義和団事件が起こった。義和拳という拳法を使う義和団が排外思想に駆られて、諸国の在留民を殺害した。清朝の独裁者だった西太后はこれに乗じて、無謀にも諸国に宣戦布告した。日本が、日米英独仏豪の6カ国に加え、イタリアとロシアが共同出兵した。連合軍に敗れて、西太后は首都・北京から遁走(とんそう)した。

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