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岸信夫防衛相 「国民の平和な暮らし、領土・領空・領海を守り抜く」 祖父・岸元首相や、兄・安倍前首相とのエピソードも語る (1/3ページ)

 防衛省・自衛隊のトップ、岸信夫防衛相(62)が、夕刊フジの単独インタビューに応じた。日本を取り巻く安全保障環境は激変している。北朝鮮の核・ミサイル技術は進化し、中国の軍事的覇権拡大は沖縄県・尖閣諸島に加え、日本経済の生命線であるシーレーンを脅かしている。国民の生命と財産、領土・領海・領空を守り抜く決意や、米国や友好国との連携強化、自衛官への期待と信頼、祖父・岸信介元首相や、兄・安倍晋三前首相とのエピソードなどを語った。

 --わが国の安全保障環境をどう見るか

 「北朝鮮は攻撃態様の複雑化、多様化を執拗(しつよう)に追求している。核・ミサイル能力の強化向上を着実に図ってきている。私が政務官だった十数年前、人工衛星と称して弾道ミサイル『テポドン』の発射実験をしていたが、まったく違うレベルになった」

 「中国も非常に高い水準で国防費を増加させている。質量ともに、軍事力を広範かつ急速に伸ばしており、わが国を含む周辺地域や国際社会の安全保障上の強い懸念になってきている。強い関心を持って今後も注視していかなければならない」

 --日本の対応は

 「わが国の防衛政策は特定の国を対象にしたものではないが、いかに『実効的な防衛力』を整備していくかが重要だ。従来の陸海空の分野だけではなく、宇宙やサイバー、電磁波といった新たな領域でも優位性を確保していく」

 「日米同盟を基軸として、日本と米国、オーストラリア、インドによる『QUAD(クアッド)』など、わが国が掲げる『自由で開かれたインド太平洋』に同意する国々との連携を強め、地域の平和と安定を確保していく」

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