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防衛問題研究家・桜林美佐氏 「台湾有事」は「日本有事」だ 災害派遣は自衛隊の本来任務に支障のないように (2/2ページ)

 「災害派遣は自衛隊の本来任務に支障のないように」「最新の装備購入も自衛隊に本来必要な経費が削られることのないように」…。そうした配慮は政治にしかできない。

 自衛官は皆、「最善を尽くします」としか言わないように教育されているからだ。

 春に入隊した新隊員たちはどうだろう。すでに予想以上に多くの人が辞めてしまったと聞く。人員を増やすことは急務だが、設備や装備など環境整備が追いついていないと、「こんなはずじゃなかった」ということになってしまう。

 「台湾有事」はそのまま「日本有事」である。自衛隊の強さを見せつけて、手を出させないことが最重要である。そのためには現状の予算では間違いなく不十分だ。「抑止力」とは何かを、すべての国民に理解してもらうことが今最も必要となっている。

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