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池江璃花子に五輪辞退要求、多くは「リベラル系」が投稿拡散 東大教授が分析「一選手の誹謗中傷ではなく、社会に受け入れられる主張を」 (1/2ページ)

 白血病を克服して東京五輪代表入りを決めた競泳女子の池江璃花子選手(20)=ルネサンス=に対し、SNS上で代表辞退や五輪への反対を迫るメッセージが多く寄せられた問題で、投稿を拡散したのは「リベラル系」とされるアカウントが多かったことが分かった。ツイッターへの投稿を分析した専門家に話を聞いた。

 東京大大学院の鳥海不二夫教授(計算社会科学)は4月1日から5月9日午前10時までの間、池江選手に向けたリプライ(返信)が含まれ、誰にでも確認可能な約1万700件のツイートを収集、分析を行った。

 その結果、池江選手へのリプライは、4月20日から今月6日までに少なくとも50件確認され、うち32件は五輪開催に反対する内容だった。

 7日に池江選手が、インスタグラムやツイッターに「辞退してほしい」「反対に声をあげてほしい」などのコメントが寄せられていることに言及すると、同日から9日午前10時までのリプライは7000件以上に増えた。このうち2回以上リプライを送った471アカウントを分析すると、過半数が応援的な内容だった一方、23・7%が五輪辞退を要請するもので、そのうち誹謗(ひぼう)中傷に近い内容は全体の6・5%だった。

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