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「呪術廻戦」の聖地が人気キャラの“領域展開” 岐阜県・千光寺 (1/2ページ)

 人気漫画「呪術廻戦」のキャラクターにゆかりがある岐阜県高山市の千光寺がアツい。地元で古くから親しまれてきた鬼神「両面宿儺(りょうめんすくな)」が祭られ、モチーフになったとされる。住職、大下大圓(おおした・だいえん)さん(66)は「たくさんの人に飛騨地方の郷土史を知ってもらえるのはうれしい」と、思わぬ“聖地巡礼”を歓迎している。

 両面宿儺は「日本書紀」で、一つの胴体に二つの顔、手足が4本ずつあると描かれ、大和朝廷にくみしない「逆賊」として記されている。漫画では、人に災いをもたらす「呪霊」と戦う高校生が主人公で、両面宿儺は物語の鍵を握る悪役として登場。2018年3月から集英社の週刊少年ジャンプに連載中で、今年4月には単行本の累計発行部数が4500万部を突破した。

 飛騨地方では、両面宿儺は1600年前、後に千光寺が建てられた山を開き、一帯を支配した豪族と伝えられる。民を率いて土地を耕すなど英雄としての逸話があり、寺にも宿儺をかたどった数々の像が祭られている。

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