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【高橋洋一 日本の解き方】立民と共産の“共闘”はどうなる? 不自然なコラボ本『野党共闘』の急遽発売延期 憲法改正への姿勢はそっくり…「合流」の方が分かりやすい (1/2ページ)

 次期衆院選に向けた立憲民主党と共産党の共闘に、連合内で疑問の声が出ているといわれている。両党の選挙協力の動向が衆院選にどのような影響を与えるだろうか。

 新型コロナ禍で、出版業界は堅調である。特に電子書籍はかなり伸びている。そうした中、本の出版に精を出す政治家も少なくない。しかし、出版予定だった立民と共産のコラボ本が、急遽(きゅうきょ)発売延期になったという産経新聞の記事があった。その本は、政権交代へ「野党共闘」を目指すという本だったらしい。

 本の発売延期自体はそう珍しくないが、衆院選が東京五輪後になると噂される中、絶好の発売時期のはずだが、みすみす逃すというのはかなり不自然だ。報道によれば、産業別労働組合(産別)から「共産と一緒に本を出す立民を支援するのはおかしい」といった声が上がったという。

 4月25日投開票の衆参補選・再選挙では、共産が候補者を取り下げたこともあって立民候補らが3連勝した。立民としては、再び共産の譲歩を期待するところだ。

 一方、比例代表850万票を目標とする共産は譲るのには限界がある。しかも、先の衆参3選挙では「共産隠し」が行われたので、共産もメンツにかけても、もう譲れない。

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