記事詳細

【中国暴発】習氏「第2の毛沢東」妄想 中華思想の錯綜した皇帝感覚…「香港弾圧の次は台湾侵攻」野放図な野心 (3/3ページ)

 習主席は、江沢民元国家主席派など、面従腹背の政敵の排除を始めた。

 習政権は「香港の植民地化」に半ば成功した。ならば、こうした「手柄」を背景に、「中華民族の偉大な復興」ぶりを内外に見せつける必要がある。大国妄想と偉大な指導者妄想に取り憑かれているとも言える。

 台湾軍上層部は外省人(=1949年の中華人民共和国成立前後、共産党との内戦に敗れた国民党とともに大陸から台湾に渡った人々とその子孫)であるがゆえに、中華思想の性格を知っている。

 従って、台湾軍は、習主席の野放図とも言える覇権主義的な野心をかなり正確に分析することができるのである。

 ■宮崎正弘(みやざき・まさひろ) 評論家、ジャーナリスト。1946年、金沢市生まれ。早大中退。「日本学生新聞」編集長、貿易会社社長を経て、論壇へ。国際政治、経済の舞台裏を独自の情報で解析する評論やルポルタージュに定評があり、同時に中国ウォッチャーの第一人者として健筆を振るう。著書に『WORLD RESET 2021大暴落にむかう世界』(ビジネス社)、『中国解体 2021 日本人のための脱チャイナ入門』(徳間書店)など多数。

関連ニュース