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米国立研究所が機密文書、新型コロナの武漢漏洩説「妥当」と報告 WSJ報道 国際学術誌で「武漢作成説」掲載予定 (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの「起源」について、中国・武漢の中国科学院武漢ウイルス研究所からの「漏洩(ろうえい)説」が浮上しているが、新たな重要情報が加わった。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は7日、米ローレンス・リバモア国立研究所(カリフォルニア州)が昨年5月、武漢研究所からの漏洩説が「妥当」とする報告書を作成していたと報じた。

 同紙に複数の関係者が語ったところによると、報告書はローレンス・リバモア研究所で情報部門にあたる「Z局」がまとめ、機密扱いとなっていた。新型コロナ感染症を引き起こす「SARS-COV-2」ウイルスのゲノム解析などをもとに、報告書を作成したという。

 「中国ベッタリ」と揶揄(やゆ)されるテドロス・アダノム事務局長が率いる世界保健機関(WHO)は今年3月、武漢を訪れた調査団の報告書を発表し、新型コロナウイルスは自然界から中間宿主の動物を介して人間に感染が広がったとみられると結論付けた。

 しかし、ドナルド・トランプ前大統領が退任する数カ月前、パンデミック(世界的大流行)の「起源」を調査した際も、国務省はこの報告書を参考にしていた。

 国務省は今年1月、「武漢の研究所から漏洩した可能性も状況的にあり得る」と指摘する状況報告を公開した。

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