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たばこの健康リスクさまざまな視点で 「第30回日本禁煙推進医師歯科医師連盟学術総会」 5月22日・23日に福島市で開催 (1/2ページ)

 「第30回日本禁煙推進医師歯科医師連盟学術総会」が5月22日と23日の2日間、福島市で開催された。

 同連盟は、医師・歯科医師等の広範な連携によって国民の健康をたばこの害から守ることを目的に創設されたもの。あらゆる場所の受動喫煙防止の推進や、医療機関、地域および職域での禁煙指導、たばこの害に関する正しい知識の普及活動などを行っており、年に1度、学術発表と会員の情報交換の場として学術総会を催している。今年は東京都ほかが緊急事態宣言下にあることからオンラインでも配信された。

 さまざまな医師や専門家の立場からたばこの健康リスクや受動喫煙防止の重要性が示される中、道北勤務医協・旭川北医院院長の松崎道幸氏は新型コロナウイルスと喫煙の関係について講演。

 「紙巻きたばこなどのたばこ製品やニコチン含有製品の使用が、感染を促進し重症化する因子になる」とし、その理由として「糖尿病、心臓病、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの基礎疾患があると重症化や死亡のリスクが増すことがわかっている」と話した。新型コロナウィルス感染症に関しては、現時点では高齢者や、肺や気管などに基礎疾患がある人が重症化しやすいということが明らかになっている。