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新型コロナの武漢流出説、隠蔽疑惑のファウチ博士も「排除せず」 今後、米議会やメディアで追及か

 新型コロナウイルスの「起源」について、中国・武漢の中国科学院武漢ウイルス研究所からの「流出説」が浮上するなか、同院教授とのメールが公開されるなど、「隠蔽疑惑」が指摘されている米国立アレルギー感染症研究所所長のアンソニー・ファウチ博士が、流出説を否定していないことが分かった。

 「(流出の)可能性を排除したことは一度もなかった。それについては全く予断を持っていなかった。何かを隠そうとしたわけではない」

 ファウチ博士は、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)主催のイベントで、こう語ったという。最近まで「流出説」を否定していたこともあり、同紙(日本語版)は「武漢研究所のコロナ流出説、ファウチ氏『排除せず』」の見出しで、10日報じた。

 公開されたファウチ博士のメールによると、新型コロナの感染拡大初期段階で、流出の可能性を懸念していたことを示唆する内容があった。

 ファウチ博士は、コロナ禍の「救世主」から、「渦中の人」になっており、今後、米議会やメディアで追及されそうだ。

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