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東京五輪関係者、中国ワクチン接種で入国…大丈夫か? インドネシアでは接種完了後に350人以上が感染 欧米製との“効能格差”は明白 (2/2ページ)

 インドネシアでは今月に入り、接種完了後の医療従事者350人以上が感染したと報じられた。

 中国産ワクチンが多い南米のチリは接種率が60%を超えているが感染拡大が続いている。

 東京五輪・パラリンピックで海外選手や関係者の入国も増えるが、公式プレイブックでは、ワクチン接種を「義務」ではないとしつつ、「各国で定められた」優先接種を強く支持していると表記されている。

 世界では、出入国の際にワクチン接種を証明する「ワクチンパスポート」発行の動きも加速し、日本でも7月中旬から導入の見通しだが、接種したワクチンによってパスポートの「効力」にも差が出ることもありそうだ。

 「途上国は中国製ワクチンが多く、接種済みといっても安心はできない」と指摘するのは東北大災害科学国際研究所の児玉栄一教授(災害感染症学)。

 「五輪の時期は日本も注意して対策を行うだろうが、その後、海外との往来が進むにつれて、途上国からの入国者の感染や重症化が増えることも懸念される。五輪・パラリンピックの閉幕後、1カ月程度は厳格な感染対策を続けるべきだ」と指摘した。

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