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新たな脅威「デルタプラス」VS「接種率4割」到達 五輪開幕まで1カ月…懸念される「感染第5波」 都は7月末までに3割目指すが (2/2ページ)

 デルタ株制圧への最大の武器はワクチンだ。国内で使われている米ファイザー製や米モデルナ製などのワクチンの有効性を示す研究結果もあり、感染者数が再び増えている欧州でも死者数は減少している。

 東京iCDC専門家ボードの座長で東北医科薬科大の賀来満夫特任教授は「イスラエルのデータをみると、ワクチンの1回目接種が人口の40%を超えると(感染者数は)下がる。2回目接種が40%を超えるとさらに減る」と説明、「接種割合40%」を感染状況が落ち着く一つの目安とした。

 政府のデータによると、東京で2回目の接種を終えた医療従事者は今月18日時点で約42万人、高齢者を含む一般の接種者は23日時点で約57万人で合計約99万人。都の人口約1400万人の約7%に相当する。

 都は7月中に大規模接種会場を約10カ所開設する予定だが、さらに十数カ所増設する方向で場所や打ち手などを調整中だ。7月末までに都民の30%弱が2回目の接種を済ませることを目指すが、感染封じ込めへさらに接種を加速させることが重要だ。

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