記事詳細

盛り土・メガソーラー、政府調査へ 熱海の大規模土石流 全国各地に危険地帯 「環境・ウイグルの人権問題など検証せず数に力点」石井孝明氏 (1/3ページ)

 静岡県熱海市伊豆山の大規模土石流をめぐっては、大量の盛り土が被害を拡大させたと指摘され、責任の所在が問題になっている。一方、自民党からは現場付近の大規模太陽光発電所(メガソーラー)との関連についても調査を求める声が上がり、政府側は必要に応じて調査する方針を示した。今回の土石流との因果関係は不明だが、各地の太陽光発電所建設では景観や自然環境、土砂災害などへの影響も取り沙汰されている。

 県によると、土石流の発生源で造成が行われ、約5・4万立方メートルの盛り土があった。これを含む約10万立方メートルが崩れ落ち、逢初(あいぞめ)川に沿って土石流になり「大規模崩落が被害を甚大化させた」とみて調査している。

 土石流の起点で2007年に盛り土をした神奈川県小田原市の不動産管理会社(清算)の元幹部は5日、共同通信の取材に対し「熱海市に届け出て盛り土をした。豪雨はこれまでもあったが、崩れることはなかった」と責任を否定した。

 元幹部によると、不動産管理会社は05年ごろ、埼玉県の不動産会社から土石流の起点となった伊豆山地区の土地を10億円前後で購入。別の土地の整備で生じるなどした残土をここに運んだと説明した。

 この土地の現在の所有者である男性は、代理人弁護士を通じ「盛り土があることを知らずに11年にこの土地を購入した。その後も、盛り土をしたことはない」と話した。

関連ニュース