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「もうダメだ。打つ手がない」食糧難の北朝鮮、幹部会で絶望の声 (1/3ページ)

 昨年1月から続くコロナ鎖国の影響で、食糧不足の深刻化が伝えられている北朝鮮。

 金正恩総書記は、先月開かれた朝鮮労働党中央委員会第8期第3回総会の場で、「人民の食糧状況が緊張している」と述べ、食糧難を公式に認めた。また、慈江道(チャガンド)江界(カンゲ)市の幹部は、金正恩氏が、戦時予備物資が備蓄されている2号倉庫を開き、全国の住民に食糧を供給せよとの特別命令書を下したと、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)の取材に答えている。

 (参考記事:北朝鮮「陸の孤島」で響き渡る悲鳴…飢えた市民の禁断の行為

 食糧不足は、東海岸の咸鏡北道(ハムギョンブクト)でも同様だが、その解決に乗り出した朝鮮労働党咸鏡北道委員会の幹部は、「打つ手がなく、ハナから頭を抱えている」と、現地のデイリーNK内部情報筋が伝えている。

 (参考記事:北朝鮮「骨と皮だけの女性兵士」が走った禁断の行為

 党委員会は先月28日、トップの責任書記が主管し、コメ価格の上昇で住民が食糧難に苦しんでいることに対する対策を討議するため、非常拡大会議を開いた。

デイリーNKジャパン

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