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米軍トップに「クーデター男」と叩かれたトランプが、「オレが昇進させてやったのに。左翼め!」と大激怒 (2/3ページ)

 ミリー氏はマサチューセッツ州ウィンチェスター生まれ。父親は硫黄島の激戦の生き残りで、兄はノルマンディー上陸作戦に参戦したという軍人一家。ウエストポイント陸軍士官学校を優等で卒業後、プリンストン大学大学院で修士号を取得している。

 「ペンタゴンではマティス氏と並ぶ文武両道のインテリ将軍と言われていた」(米主要メディア軍事担当記者)

 一方で、欧州軍最高司令官が順当と見られていたところをトランプ氏に見初められて抜擢されたことも事実だ。2020年6月には、トランプ氏がホワイトハウス前に集合した反政府デモを挑発して近くの教会に徒歩で現れた際に同行。「軍の最高首脳が政治活動に関わるのは違憲行為だ」と激しく糾弾された。ところが、バイデン政権になった2021年6月には、陸軍士官学校で「批判的人種理論」(アメリカの政治・社会制度はすべて白人基準で出来上がっているという理論)を教えていると親トランプ派から追及されたのに対し、「いま社会で起きていることを軍幹部候補生が学んでどこが悪い。私は士官学校でマルクスもレーニンも毛沢東も勉強した」と反論し、リベラル派にすり寄った。「時の大統領とうまく話を合わせる風見鶏」(下院軍事委員会の共和党議員)という批判もある。

 ミリー氏の裏切りに憤りが収まらぬトランプ氏に代わって、親トランプ派の論客であるFOXニュースの人気キャスター、タッカー・カールソン氏はこう一刀両断する。

NEWSポストセブン

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