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【編集局から】ワクチン接種は順調に進んでいるが…自分の接種がまだだと不満に思うのは自然な感情

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が17、18日に実施した合同世論調査で、新型コロナウイルスのワクチン接種の進捗(しんちょく)状況については、「順調に進んでいない」が70.5%で、「順調に進んでいる」の26.5%を上回りました。

 興味深いのは、ワクチン接種を「既に受けた」が48.8%と半数近く、「受けるつもりだ」が31.3%で、「受けない」は4.2%にとどまっていることです。

 国内の総接種回数は20日公表時点で7192万回に達し、65歳以上の6割が2回接種を終えました。全体でも少なくとも1回接種した人が約4352万人で、人口の3分の1を超えています。ワクチン情報をまとめているサイト「アワワールド・イン・データ」の国別比較で6位、人口比を考慮しても13位と上位です。

 ワクチン接種で先行した多くの国に比べて日本は感染者や死者の数が圧倒的に少ないなかで、ファイザー製とモデルナ製ワクチンを確保し、ここまで接種を進めたのは「順調」だと考えます。

 とはいうものの、自分の接種がまだだと不満に思うのも自然な感情です。記者自身、接種券は届いたけれど予約のめども立っていません。首相官邸のサイトに掲載されている接種回数が増えるたびに複雑な思いになるのも事実です。(N)