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【豪雨、土石流…災害時のリスクマネジメント】乗車中の列車が運転中止になったときの対処法 目的地までの途中でとりやめは全額返金/出発駅へも無料 (1/2ページ)

 静岡県熱海市を土石流が襲った日。大雨のため、午前7時頃から東京発の東海道新幹線は運転を見合わせ、10時45分頃から運転を再開した。私が乗ったのぞみ9号は、到着時刻を2時間以上遅れて名古屋駅に到着したため、特急券は払いもどしの対象となった。

 私はその日は宿泊予定だったので、影響はなかったが、この日の午後9時頃、JR東海は、土石流が発生した小田原-熱海間の線路構造物の安全確認ができないため、終日、運転を見合わせることにした。東京-小田原間を走行中の下り列車は東京に戻り、新大阪-三島間を走る上り列車は新大阪に戻ることとなった。列車ホテルが用意され、乗車から9時間も新幹線車内にいることになった乗客もいた。

 今回のケースのように、乗車中の特急列車が目的地までの途中駅で運転をとりやめた場合は、運転をとりやめた列車の特急・急行料金は全額返金される。また、出発駅へ無料で戻ることもでき、この場合は運賃・料金の全額が払いもどされる。

 今回は、新幹線が途中で止まり、何時間も閉じ込められた乗客も多いが、各駅停車で新大阪や東京に戻る途中で、在来線に乗り換え、出発駅に戻ってホテルに宿泊し、翌日移動した乗客もいた。この場合、手頃な料金の駅近のホテルは、予約がすぐに埋まるため、素早く行動しなければならない。

 東海道新幹線は、出張で利用する人も多いと思うが、今回のように全面的に運転見合わせになると、他の移動手段を考えなければならなくなる。

 今回、翌日の中部発羽田行の飛行機は、すぐに満席になった。

 少しでも早く目的地に到着したい場合は、鉄道でも、ほかのルートを使うしかない。

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