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【高橋洋一 日本の解き方】竹島を不法占拠する韓国と尖閣諸島の奪取を狙う中国、領土は自国で守るしかない (1/2ページ)

  ロシアのミシュスチン首相が北方領土の択捉島を訪れた。島根県の竹島は韓国が自国の領土だと主張するほか、沖縄県の尖閣諸島では中国船が近海に入ることを繰り返している。日本が領土を守るためになすべきことは何か。

 まず、日本が不法に占拠されている北方領土と竹島について経緯を見てみよう。

 北方領土は第二次大戦末期の1945年8月9日、ソ連が、当時まだ有効であった日ソ中立条約に違反して対日参戦し、日本がポツダム宣言を受諾した後の同年8月28日から9月5日までの間に北方四島の全てを占領した。

 竹島についてはサンフランシスコ平和条約発効直前の52年1月、韓国が、いわゆる「李承晩ライン」を一方的に設定し、そのライン内に竹島を取り込んだ。これは明らかに国際法に反した行為であり、わが国として認められないと直ちに厳重な抗議をしたが無視された。その後、韓国は竹島に警備隊員などを常駐させ、宿舎や監視所、灯台、接岸施設などを構築した。

 こうした事例から、少しでも日本に隙があれば他国は不法な侵略を行い、不法な占拠直後に有効な反撃ができないと、そのまま実効支配されてしまうというのが国際常識であり、歴史の事実でもある。誰も自国を犠牲にしてまでも日本を守ってくれないわけで、日本の領土を守るには日本がやるしかない。

 現在の尖閣諸島において、中国船が領海侵犯するのは、常に日本の隙をうかがっており、1ミリでも現状を中国有利にしたいという国家意思である。隙を見せた途端に、中国は尖閣を不法にでも占拠するだろう。

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