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ワクチン4千万回分、行方不明の“闇備蓄”放出せよ! アストラゼネカ優先接種で早期希望者、40歳以下にも 八幡和郎氏緊急提言 (1/2ページ)

 政府は30日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、埼玉、千葉、神奈川、大阪4府県への緊急事態宣言発令や、40歳以上を英アストラゼネカ製ワクチンの接種対象にすることなどを決定した。東京五輪の熱戦が続くなか、何とか変異株(デルタ株)の猛威を抑えようという狙いだが、危険な高齢者の多くはワクチン接種を終えており、宣言の効果は不透明だ。こうしたなか、元通産官僚で評論家の八幡和郎氏が「希望者への英アストラゼネカ製ワクチンの全面解禁」と、4000万回分とされる「闇備蓄ワクチンの吐き出し」などを提言した。

 新型コロナの感染拡大に対し、ワクチン接種は、高齢者の感染防止や重症化に劇的な効果を発揮し、日常生活や家族の絆を取り戻すことにも貢献している。

 昨年11月の予防接種法等改正の際、野党の要求で国内治験実施など慎重な扱いを求める付帯決議があって出遅れたが、菅義偉首相の「ワクチン一本足打法」といわれるほどの執念で接種を加速化し、医療界も重い腰を上げて頑張った効果は十分に出ている。

 しかし、アストラゼネカ製のワクチンについては、5月に特例承認したのに使用実施を見送り、台湾やインドネシア、フィリピン、イランなどに1000万本近くを無償提供した。友好関係の発展に加えて、在庫期限切れを回避する意味もあったが、韓国には「接種率35%なのに外国にワクチンを提供する日本」(朝鮮日報7月27日)と嘲笑され、国内供給不足をもたらした。

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