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五輪不参加の北朝鮮、でも国民はテレビ中継にクギ付けだった! (1/2ページ)

 北朝鮮は4月、体育省が運営するウェブサイトを通じ、「悪性ウイルス感染症(新型コロナウイルス)による世界的な保健危機状況から選手たちを保護するため」として、東京五輪・パラリンピックへの不参加を表明した。国際オリンピック委員会加盟国としては、唯一の不参加だ。

 また、五輪開幕後の25日には対外宣伝メディアの「黎明」が、日本政府が東京五輪を「帝国主義の復活に利用している」と非難する談話を公開。多難な中でも各国の代表が久しぶりに集った祭典から、ひとり距離を置いている。

 しかし国民はと言うと、決して関心がないわけではないようだ。実際、一部の人々は海外情報に触れたら厳罰を下すとする国家の禁を破り、五輪に熱い視線を注いでいる。

 米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA) によると、北朝鮮から海外に派遣された労働者や貿易機関の駐在員たちの中には、五輪のテレビ中継に夢中になっている人々が少なくない。中国・瀋陽の事情通がRFAに語ったところでは、長く取引をしてきた北朝鮮の貿易関係者たちが、「毎朝出勤でもするように、私の会社を訪ねてくる。彼らは『今後のビジネスについて話し合おう』と言っているが、本当は五輪のテレビ中継を見たくて来ているようだ」という。

 五輪に夢中になっているのは、貿易関係者だけではない。丹東に住む中国朝鮮族の事情通によれば、中国企業に雇われた北朝鮮の労働者たちも、スマートフォンなどで五輪のテレビ中継を視聴している。それも、特定の国や競技だけに関心があるのではなく、「可能な限り多くの競技を漏らさず見たがっている」とのことだ。

デイリーNKジャパン

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