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“台湾を中国の一部とする地図禁止”米下院が法案可決 親台派議員ら中国へ圧力 識者「米航空会社HPで独立国家と同等表記か」 (3/3ページ)

 一方、中国は五輪期間中、台湾を想定した上陸演習を中国国営の中央テレビを通じて放映し、お構いなしに軍事的覇権拡大を続ける。

 また、台湾の政治家や当局高官ら100人以上の無料通話アプリ「LINE(ライン)」の個人アカウントがハッキングされた。機密情報を狙った可能性があり、一部の台湾メディアは中国の情報機関が関与している可能性もあると報じた。

 なりふり構わぬ中国に対し、日本と米国、台湾の有力議員らは、初の「日米台戦略対話」を開催した。安倍晋三前首相らが出席し、安全保障や経済分野の関係強化など、台湾の蔡英文政権と連携を図る動きが進められている。

 28日に米ミサイル駆逐艦「ベンフォールド」が台湾海峡を通過し、翌29日には英海軍最新鋭空母「クイーン・エリザベス」が南シナ海に入った。自由主義国が連携して中国への牽制(けんせい)を強めているといえそうだ。

 前出の島田氏は「台湾に関しては多くの国が注目しており、戦艦の航行は最も分かりやすい中国への圧力だ。中国が軍事的拡大をやめない限り、圧力を継続するしかない」と指摘した。

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