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【ジュリア・ミント プーチンの国より愛を込めて】ある有名インフルエンサーの死 (1/2ページ)

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 今年の春のことでした。エカテリンブルクの有名なライフスタイルブロガーで、SNS上にたくさんのファンを持つクリスティーナの投稿が突然ストップしました。

 それまでのクリスティーナはハンサムな夫ドミトリーとともに、SNS上で花や緑に囲まれた甘美な映像や、ブランド品に囲まれた華麗な日常などを、毎日のようにフォロワーに向けて発信していたので、彼女の投稿がストップして1週間もたつと異変に気づいたフォロワーたちが心配し始めました。

 心配したのは、フォロワーだけでなくクリスティーナの母親も同じでした。何度電話しても応答がないので、不審に思った母親は直接彼女と夫が暮らす森の中の家に行ってみると、応対した夫のドミトリーは

 「クリスティーナは、しばらくひとりになりたいと言って出ていきました。これは彼女の願いなので、探さないでほしい」

 と答え、警察に相談しようとする母親を説き伏せました。

 2週間後、1人の男が彼らの住まいから20キロ離れた森の道路脇で腐乱した遺体を発見し、警察が鑑定してみると、その遺体はクリスティーナでした。

 すぐに警察は第一容疑者として夫のドミトリーを拘留すると、彼は夫婦げんかからエスカレートしてクリスティーナを絞め殺してしまい、数日間遺体とともに暮らしたのち腐敗が進んできたので、車を借りて離れた森に遺体を遺棄した、と自供しました。

 こうして事件自体は解決に向かいましたが、まもなく、彼らがSNSに投稿してきた夫婦の豪華で幸せなライフスタイルとは真逆の事実が次々と判明してきたのです。

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