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【ジュリア・ミント プーチンの国より愛を込めて】戦火から守った至宝「エルミタージュ・ウラル」 (1/2ページ)

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 ご存じの方も多いかと思いますが、わが国のサンクトペテルブルクには、世界3大美術館のひとつであるエルミタージュ美術館があります。

 この豪華絢爛(けんらん)な美術館の歴史は、18世紀にロシア皇后エカテリーナ2世が芸術作品の収集を開始したときに始まりました。

 数世紀を経た現在、その所有展示数は約300万点といわれていますので、しっかり全てのコレクションを見ようとすれば何年もかかるでしょう。

 面白いところでは「エルミタージュの猫」と呼ばれる約60匹の猫が、展示品をネズミから守るスタッフとして美術館の地下で飼われています。

 そのエルミタージュ美術館のコレクションの一部が展示された美術館、「エルミタージュ・ウラル」が先日エカテリンブルクにオープンしたので、私はさっそくその場所を訪れてみました。

 エルミタージュ美術館とエカテリンブルクの関係は深く、その歴史は1941年6月22日、ナチスドイツがソ連に侵攻したときに遡(さかのぼ)ります。

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