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【有本香の以読制毒】“確かな言葉”“立法の実務能力”“中国と戦う意思”高市早苗さんを総理に推す 「永田町の論理」変えるうねりあるか (1/3ページ)

 先週末、久しぶりに北海道を訪れた。過去11年間、断続的ではあるが続けてきた「外国資本による土地買収」に関する取材である。昨年は武漢肺炎(新型コロナウイルス)のため見送らざるを得なかった現地調査を、ワクチン接種を終えてようやく決行できた。

 その詳細は別途詳報するが、今回も、安全保障上重要とおぼしき立地の平原や山地、高級別荘地、有名観光地の一等地が、やすやすと外国勢に蚕食される「惨状」を数多く目の当たりにした。

 憂鬱な気分で帰京した翌日、自民党の高市早苗衆院議員に会いに行った。先週来、「自民党総裁選出馬」の一報が流れ、時の人となった感のある前総務相だ。事務所の一室で議員を待つ数分の間に、11年前、初めて一対一で高市さんに面会したときのことを思い出していた。

 2010年、私が高市さんを訪ねた本題はまさに、「外国資本、特に中国資本による山林買収」の件だった。

 当時は民主党政権下で、高市さんは野党議員だったが、この問題の熟知度と熱心さにおいて群を抜いていた。私は与野党の多くの議員と会い、この問題の情報や意見を交換していた。中には、議員側から「話を聞かせて」と声をかけてきた人もいたが、同じ頃、高市さんはすでに、問題点を完全に整理し、「対策の私案」までまとめていた。

 その高市私案がベースとなって自民党の議員立法案がまとめられ国会提出されたことが、翌年の森林法改正につながった。この改正により、従来、森林が外国資本に買われたことを行政が把握できない仕組みだったものが是正されたのだ。このとき改めて、私は高市さんの「実力」を知った。

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