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「生涯後悔するぞ!!」工藤会トップ、死刑判決で異常恫喝 ナンバー2も裁判長を名指し、不気味な一言…「東京の裁判官になってよかったね」 (1/2ページ)

 一般市民をターゲットにした事件を数々と引き起こした特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)のトップは、法廷でも恫喝(どうかつ)ととれる脅し文句を口にする凶暴さと卑劣さ、そして異常さをのぞかせた。

 福岡地裁(足立勉裁判長)は24日、市民襲撃4事件で殺人と組織犯罪処罰法違反などの罪に問われたトップの総裁、野村悟被告(74)に死刑、ナンバー2の会長、田上不美夫被告(65)に無期懲役の判決を言い渡した。両被告の弁護側は控訴する方針。

 野村被告は無罪獲得に自信を見せていたというが、言い渡しが終わると様子が一変。「公正な判断をお願いしたんだけど」「あんた、生涯後悔するぞ」と裁判長を突然威嚇し怒声を浴びせた。

 田上被告も退廷時、「ひどいなあんた。足立さん」と名指しで言い放ち、「東京の裁判官になってよかったね」と不気味な一言も。危険極まりない暴力集団の一端をのぞかせた。

 今回の判決は、犯行に直接は手を下していない指定暴力団トップの関与を認定し、極刑を下した初の事例とみられ、今後の組織犯罪捜査の新たなモデルケースともなりうる点でも画期的だ。

 工藤会によるとみられる市民が標的となる事件は、野村被告がトップとなった2000年前後から増加。多くの市民が巻き込まれる卑劣な事件が相次いだことから、福岡県警も暴力団対策部を新設。北九州市に専従の対策部署を置いて、組員の動向を監視するなど、組織の封じ込めに向けて動いてきた。

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