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河野大臣が意欲、「交差接種」は救世主となる? 英研究では中和抗体でより高い数値

 新型コロナウイルスワクチン接種の救世主となるのか。河野太郎行政改革担当相が29日のフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」で、ワクチンの製品を変えて2回接種する「交差接種」の是非を政府内で検討していると明らかにした。「可能かどうか厚生労働省に見解を出してほしいとお願いしている。認められれば接種加速化につながる」と述べた。

 想定されているのは、1回目は英アストラゼネカ製、2回目は米ファイザー製または米モデルナ製を接種するケース。河野氏は、国内での検討中の3回目接種について「早ければ医療従事者に10~11月、高齢者は来年1~2月に打ち始めることになる」との見通しを示した。3回目接種のバックアップとして米ノババックス社製を使用する可能性も浮上している。

 アストラゼネカ、ノババックスとも国内製造が可能で、ファイザーやモデルナのような超低温冷凍保存の必要がなく、供給や接種体制が柔軟に行えるという利点がある。

 英オックスフォード大などのチームの研究では、ファイザー製とアストラ製を併用した場合、どちらを先に打っても、アストラ製を2回打った場合よりも、ウイルスに対抗する中和抗体について高い数値が得られた。特にアストラ製を先に打った場合の方が、より良い結果だった。

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