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新変異株に勝てるか!? 交差接種「最強の組み合わせ」は 英研究では「アストラ→ファイザー」で中和抗体により高い数値 (1/2ページ)

 猛威をふるう新型コロナウイルスのデルタ株が、国内で新たに変異したことが確認された。南米由来のラムダ株の本格的な日本上陸も懸念されている。政府は異なるタイプのワクチンを併用する交差接種が検討されているが、変異株にも勝てる「最強の組み合わせ」はあるのか。

 

 東京医科歯科大は30日、デルタ株にみられる「L452R」変異に加え、英国由来のアルファ株に似た「N501S」変異を持つ新たなデルタ株を初確認したと発表した。国内で変異した可能性が極めて高いとみられ、さらに感染が広がる恐れもある。

 7月には、感染力が強くワクチンも効きにくい恐れがあるラムダ株も国内で確認されている。

 コロナ禍の長期化も予想されるなか、海外ではワクチンの交差接種について研究が進んでいる。

 英オックスフォード大などのチームは、米ファイザー製と英アストラゼネカ製のどちらを先に打っても、アストラ製を2回打った場合よりも中和抗体について高い数値が得られた。特にアストラ製を先に打った方が、良い結果だったという。

 アストラ製の「ウイルスベクターワクチン」は、新型コロナの遺伝情報を投与する点で、ファイザーやモデルナの「mRNAワクチン」と同系統だが、運び屋役となるウイルスに入れて投与する点を特徴とする。

 交差接種の効果はどこまで期待できるのか。

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