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若者ら狙うワクチン詐欺メール 大規模接種センター予約かたり個人情報要求 サイトデザインや本物の電話番号…巧妙な手口で真偽の見極め難しく (1/2ページ)

 若者らの新型コロナウイルスワクチンの接種加速が課題となるなか、自衛隊が東京と大阪で運営する大規模接種センターの開設期間を9月25日ごろから約2カ月間延長する方向となった。ただ、同センターの予約案内をかたって個人情報を求める悪質なメールが相次いでいる。自身も悪質メールを受信した専門家に手口の実態を聞いた。

 同センターでは新たに18~39歳を優先する枠を設け、9月下旬までに両会場で約3万人に接種することも検討、若者向けの接種を後押しする。

 開設期間も当初の8月末までからすでに約1カ月間の延長が決まっているが、これをさらに2カ月程度延長する方針。ワクチンは米モデルナ製を使用している。

 一方、若者を含めてワクチンを打ちたくても打てない人が多い状況を狙った悪質なメールも出回っているという。

 詐欺被害や悪徳商法に詳しいジャーナリストの多田文明氏は8月29日に「自衛隊大規模接種センター」を名乗るメールアドレスからワクチン接種の予約サイトを案内するメールを受信した。「メールに記載された偽の予約サイトのURLは、本物に似せられていたほか、同じく記載されていた電話番号は自衛隊が運営するナビダイヤルにつながる本物の電話番号だった。一見では見分けがつかない巧妙な手口だ」と多田氏。

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