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「長期政権となった安倍政権にあって、短命に終わった菅政権になかったもの」を見よ 新首相へ「必勝の方程式」 小川榮太郎氏緊急寄稿 (1/2ページ)

 菅義偉首相(自民党総裁)の退陣意向表明を受け、首相後継の「ポスト菅」を目指す動きが加速している。文芸評論家の小川榮太郎氏が、新総裁・新首相候補らに、国家・国民を率いるリーダーの「必勝の方程式」について、緊急寄稿した。

 菅首相の政策メニューは、「皇位の男系男子継承」への道筋をつけることを始め、おおむね評価に値するものだっただけに、策を弄しての引退劇で短命に終わったことは残念という他はない。

 新総裁・新首相が心せねばならぬこと-。それは、安倍晋三政権がなぜ長期政権たり得、菅政権がなぜ短命に終わったのかの根本に理解を致すことだ。「成功と失敗の端的な損益対照表」が眼の前にあるのに、それを研究しない手はあるまい。

 菅首相はどこで道を誤ったのか。

 端的に言えば、安倍氏が退陣表明で次期政権の課題とした、新型コロナウイルスの感染症法上の分類「2類相当扱い」を緩和する基準転換に明確に手を付けられなかったことが1つ。

 そして、マスコミの扇動に動揺を来して、経済活動活性化の目玉政策だった「GOTOキャンペーン」を昨年12月に取り下げ、緊急事態宣言の濫発に道を開いてしまったことにある。

 「マスコミの煽りがすさまじく、基準転換などできない」という声が政権周囲に多かった。だが、変異する新型コロナのPCR陽性者を限りなくゼロにすることが不可能なのは、多方面にわたる有識者にヒアリングすれば自明なことだ。

 徹底的なヒアリング、正しいロジックの構築、それに基づく出口戦略、マスコミの煽りをかわして、国民を説得する首相自身の言葉…。

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