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自民総裁選、高市氏の出馬宣言に中韓“警戒” 国家観や歴史観が「安倍政権以上」の声も 父親の影響?河野氏に期待報道が散見 岸田氏に目立った反応なし (2/4ページ)

 中国国営の新華社通信傘下の日刊紙「参考消息」(電子版)は、「日本初の女性総理大臣が誕生するかもしれない」と報じ、学生時代から現在に至るまでの経歴や、安倍氏らとの親和性を紹介している。

 中国情勢に精通する評論家の石平氏は「習近平国家主席の中国は、高市氏の総裁就任を最も警戒しているようだ。国家観や歴史観が明確で、新疆ウイグル自治区などの人権弾圧でも、国際社会と歩調を合わせて菅義偉政権以上に厳しいと予想している。『安倍政権以上』という声もある。新総裁は、高市氏以外であれば構わないというスタンスだ」と指摘する。

 「反日」の文在寅(ムン・ジェイン)大統領率いる韓国も反応は似ている。

 夕刊フジで「新悪韓論」(水曜掲載)を連載するジャーナリストの室谷克実氏は「韓国メディアも、高市氏を『首相就任後も靖国神社に参拝することを公言している』などと紹介し、『極右の女』などと嫌悪感を示している」と語る。

 日本たたきを続けてきた中韓にとって、高市氏の勝利は避けたいようだ。中韓の報道と、日本の一部メディアの報道は似ている気もする。

 国民的人気が高い河野氏は、外相や防衛相として、韓国や中国と毅然として向き合ってきた。

 河野氏は2019年7月、いわゆる「元徴用工」問題をめぐり、韓国政府が日韓請求権協定に基づく仲裁委員会の設置に応じなかったことで、南官杓(ナム・グァンピョ)駐日韓国大使(当時)を外務省に呼んで抗議した。この席で、南氏が日本が拒否した提案を再び持ち出したため、河野氏は「極めて無礼だ」と強い口調で非難した。

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