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自民総裁選、高市氏の出馬宣言に中韓“警戒” 国家観や歴史観が「安倍政権以上」の声も 父親の影響?河野氏に期待報道が散見 岸田氏に目立った反応なし (3/4ページ)

 対中姿勢も明確だ。

 河野氏は防衛相時代の20年、ミサイル防衛に関する自民党提言について、記者会見で「中国や韓国の理解を得られる状況ではないのでは?」と質問されると、「中国がミサイルを増強しているときに、なぜその了解がいるのか」と語気を強め反論した。

 ただ、河野氏の父は、1993年に慰安婦問題の「河野談話」を発表し、政界屈指の「親中派」とされる河野洋平元衆院議長である。

 室谷氏は「韓国には『親を敬う文化』が浸透しており、河野氏に洋平氏の面影を重ねる声は少なくない。『河野談話で知られる洋平氏の息子』などと期待するような報道も散見される」と解説する。

 中国は違う。

 石平氏は「確かに、洋平氏は『親中派』だが、中国側は『父と息子は別人格』という理解だ。仮に、河野新総裁が誕生したとしても、親中派政権を期待する声は少ないだろう」と語った。

 岸田氏は、外相を歴代最長の4年7カ月務めた。この間、2015年には、慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した日韓合意を結んだ。16年には、中国の程永華駐日大使(当時)を8分間も待たせることで、沖縄県・尖閣諸島周辺への侵入を繰り返す中国に対して「最大限の不満」を伝えたこともある。

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