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【長谷川幸洋 ニュースの核心】異端・河野氏の総裁選出馬で自民“分裂”か 岸田氏「霞が関丸呑み」 高市氏「内閣・党の人事が鍵」 3候補の政策と実行力に迫る (1/3ページ)

 自民党総裁選(17日告示、29日投開票)の役者が出そろってきた。河野太郎行革担当相は10日午後、国会内で記者会見し、総裁選への立候補を正式に表明する。岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相に続く3人目。河野氏は知名度が高く、選挙に弱い中堅・若手を中心に待望論が出ているが、根回しのない過激な言動や、「女系天皇容認論」や「脱原発」などへの警戒感が強い。日本の「次のリーダー」には、新型コロナウイルス対策や経済政策に加え、日本の伝統を踏まえて、軍事的覇権拡大を進める中国と対峙(たいじ)することなどが求められる。3候補の政策と実行力に、ジャーナリストの長谷川幸洋氏が迫った。

 総裁選は、岸田氏と河野氏、高市氏の3人を軸にした戦いの様相になっている。彼らは、どんな政策を訴えるのか。

 政策の全容は明らかではないが、それでも見えている部分はある。現時点での私の評価を一言で言えば、岸田氏は「霞が関丸呑み」、河野氏は「果断だが危うい」、高市氏は「期待したいが実行力は?」だ。

 以下、その理由を述べよう。

 岸田氏は、陣営自ら認めるように、かねて「財務省のポチ」という評価がつきまとっている。故・宮沢喜一元首相はじめ、縁戚にキラ星のような財務省関係者が多いのに加えて、打ち出す政策は「裏に財務省の振り付けがある」とみられているからだ。

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