記事詳細

藤井棋聖が叡王奪取、最年少で3冠

 将棋の藤井聡太棋聖(19)=王位=は13日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で指された「第6期叡王戦五番勝負」(不二家主催)の第5局で、豊島将之叡王(31)=竜王=を破り、対戦成績3勝2敗で、3冠目のタイトル「叡王」を獲得した。19歳1カ月での3冠は史上最年少。獲得タイトルは通算5期となった。

 これまでの最年少は羽生善治九段(50)が平成5年1月に竜王、王座、棋王を保持した22歳3カ月。過去に3冠を同時に保持した棋士は中原誠十六世名人(74)や谷川浩司九段(59)らで、藤井三冠は10人目となった。

 現在の八大タイトルの保持数では、藤井三冠が、渡辺明三冠(37)=名人・棋王・王将=と並び最多となった。豊島前叡王は竜王だけの1冠に後退。残る1人は永瀬拓矢王座(29)だ。

 藤井三冠は今夏、「第92期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)で挑戦者の渡辺三冠を3連勝で破り、史上最年少の18歳11カ月で初防衛、九段昇段を達成。続く王位戦七番勝負で豊島前叡王に勝ち初防衛に成功した。藤井三冠は、10月に開幕する竜王戦七番勝負で豊島前叡王に挑む。