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肥満男性は重症化リスク15倍 年齢や基礎疾患の有無にかかわらず…ワクチン接種で軽減できるか 吉村知事も呼びかけ (2/2ページ)

 大阪府のデータでも、感染第5波で確認された府内の重症者のうちBMIが30以上だった割合が40代以下で2割を超え、20代以下は5割に上ることが明らかになった。肥満の若年層は基礎疾患がなくても重症化リスクが高い可能性があるとしている。

 国のワクチンの優先接種方針には、当初から基礎疾患のある人に「BMI30以上」も含まれていたが、十分に浸透していたとは言いがたい。

 府では今月10日から、18歳以上でBMI30以上の府民をワクチンの優先接種対象に含めて予約の受け付けを始めた。吉村洋文知事は「現場の比率を見ても、若くてBMIが高い人が重症化しやすい傾向にあると判断した。ぜひ接種をお願いしたい」と呼びかける。

 前出の木村氏は「重症化要因として大きいのはやはり年齢で、現状では中年層への接種が急務であることに変わりはない。その後、肥満の子供と肥満でない若者のどちらが優先されるべきかも議論されていくのではないか」とも語った。

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