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変異株への威力は?期待されるコロナ「飲み薬」 酵素阻害剤、陽性判明後の無症状・軽症者も服用可 体へのダメージ少なく長期間効果も (2/2ページ)

 塩野義製薬は、プロテアーゼ阻害剤「S-217622」の安全性に関する第1相治験を7月から実施中だ。陽性判明後の無症状者や、軽症者も服用できる薬を念頭に置く。「現時点で大きな懸念はないと確認している」と同社広報部。「年内の国内での大規模治験を目指して当局と協議を進める段階」と話す。

 「国内でもかなり有望な候補がある」と語るのは、浜松医療センター感染症管理特別顧問の矢野邦夫氏。

 「酵素の阻害剤は人間に対するダメージも少ないと考えられる。変異株に対しても長期間でも効果に期待が持てそうだ。経口薬が供給されれば、患者の精神的負担も減り、新型コロナに対する認識にも変化が出てくるのではないか」との見通しを示した。

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