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“河野総裁”なら霞が関は大混乱 官僚を「掌握」できるのは誰か 河野氏「害務省」高圧言動で心離れた 岸田氏、現実的政策で歓迎ムード 高市氏、政策通で国会答弁心配ない 野田氏、姉御肌も外交・安保に弱み (3/3ページ)

 野田氏については、「姉御肌で、十分な人生経験も積み、視野が広いという印象だ。年金や財政問題では鋭く斬り込んでいるが、外交・安全保障はいまひとつ。野田氏を支える現場は困るだろう」という。

 ■八幡氏「官僚との相性」分析

 「日本列島改造論」を掲げて猛進していた角栄氏の時代とは違うが、現在の霞が関官僚の実態はどうなのか。

 元通産官僚で評論家の八幡和郎氏は「官僚の基本心理は、『改革に向けて引っ張ってくれるトップリーダーを求めるタイプ』か、『余計なことは言われたくないタイプ』の大きく2つだ」といい、4候補と官僚の相性を次のように考察した。

 「河野氏は、官僚と方針が一致するときは頼りになるが、違う意見になると聞かない一面がある。これでは、官僚は精神衛生上、良くない。『パワハラまがいの物言いは止める』と明確に言わない限り、行政機構が腐ってしまう。岸田氏は、外交交渉では能力を発揮したが、官僚が新たな政策に挑戦したいときに引っ張ってくれるのか、一抹の不安がある」

 さらに、続けた。

 「高市氏は法律の理解力が高いだけでなく、自ら立案して提案する力がある。官僚と無理な議論をせず、距離感にも優れている。霞が関の評判は極めていい。野田氏は人柄がよく、理解力もあると評価されている。霞が関官僚にとって、やりにくい人ではない」

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