記事詳細

「政治のプロ」に聞く新政権人事予想! 高市新総裁で「岸田幹事長」、岸田総裁なら「高市官房長官」、河野新総裁なら「石破幹事長、小泉官房長官」か 自民党総裁選あす投開票 (2/3ページ)

 では、誰なら適任か。

 小林氏は「挙党体制を築くには、岸田氏がいいだろう。総裁選で激突した相手だが、総裁と幹事長は別の派閥という『総幹分離』の慣例に沿い、一致結束の姿勢を示すことになる。麻生氏も、将来の『大宏池会』構想をにらんで納得するはずだ。ただ、二階俊博幹事長が『岸田幹事長』に断固反対する可能性がある。そうなると、河野氏と同じ麻生派だが、安倍氏に近く、総裁選で岸田氏を推していた甘利明税調会長もある」と語った。

 岸田氏は、党役員の任期に「1期1年、3期まで」という党改革を打ち出し、事実上、二階氏続投を認めない流れをつくった。

 進次郎氏については、河野氏が21日、党内若手議員でつくる「党風一新の会」主催の意見交換会で、「党改革をするなら、幹事長は、はっちゃけていい」と、サプライズ登用も匂わせていた。

 小林氏は「進次郎氏に、390人近い国会議員や全国の地方組織をまとめる幹事長職は無理だ。現実的には、あくまで『選挙の顔』として官房長官に起用するくらいが妥当だろう」と語った。

 では、「岸田政権」の場合、人事はどうなりそうか。

 政治評論家の伊藤達美氏は、幹事長には、麻生派の甘利氏や鈴木俊一氏、細田派の塩谷立氏の名前も挙げ、「甘利氏は、麻生派のベテラン勢が総裁選で『岸田支持』に回る流れをつくった。鈴木、塩谷両氏は地味だが、実直な党運営が期待でき、党内融和も図れる」と語った。

関連ニュース